ご挨拶
我が故郷が元気を失っている。
アベノミクスによる景気回復も消費増税で頭打ち、一宮市はほとんどアベノミクスの景気回復の恩恵を受けることなく、基幹産業の繊維を始めとした産業界、そして商店街など厳しい状況が続き、さらに超高齢社会による社会保障費の増大、経済の低迷と労働人口減少による税収減など追い撃ちをかけております。そして、一宮市の借金もついに2000億円台に突入しました。税収が伸び悩むうえに企業誘致も遅々として進まず、街には閉塞感が漂い、このままでは「ふるさと一宮」は衰退するばかりです。
これは一宮市だけの問題ではありません。こうした地方の危機感を背景に、政府はいま「地方創生」を旗印に地域の底上げに取り組みを始めています。しかし、地方創生の名の下に行われるバラマキではなく、大切なのは旧態依然とした政治や行政の仕組みを打破し、地域としての競争力を高めて経済を活性化することなのです。一宮市はダイナミックな改革が必要です。古いしがらみを一掃して新たな仕組みを作り、経済を活性化して暮らしを守る。この閉塞感を打破するのは市民のチカラに他なりません。いまこそ、市民の一人ひとりが勇気を持って立ち上がらないといけません。
幅広い市民の力を結集して政治を変え、行政を変え、尾張の中核都市として相応しい、近隣市町をも牽引できる「新生大一宮市」として生まれ変わらねばなりません。そして、名実ともに第二の県都を目指そうではありませんか。かつて隆盛を極めた繊維産業が再び国際競争の土俵に上がることも夢ではない。食品や自動車部品では、すでに国際舞台で勝負しているメーカーもあります。まだまだ大きく飛躍する可能性があるのです。逆に、四通八達の交通網、災害の少ない平野部という地の利を背景にした可能性を発揮しきれていないのが実情です。一宮市は、女性の参政権を実現し清貧を貫きながら汚職反対、生活防衛に生涯を捧げた政治家・市川房枝氏を輩出しています。そんな偉大な政治家を生んだ一宮で、今度は住民パワーによって市民中心の清らかで熱い市政を実現するのです。
一宮市には「連区」という地域割りがあります。すみからすみまで23連区、それぞれの特色を活かして23色の色鉛筆でカラフルに塗り分けるように1連区ずつ底上げするのです。そうすれば一宮市はどんどん良くなる。各連区の伝統文化や熱い人材は地域資源。究極のまちづくりは民俗学です。その地、その地に伝わる伝統文化、民俗を掘り起こすことにより、そのまちは再び息を吹き返します。連区の底上げこそ大切な課題です。今次選挙戦のテーマは「選択」と考えます。大切な税を地域振興に活用するには、市役所は大胆な組織改革、行政改革を行わねばならない。そのために必要なのが「選択」です。しがらみを一掃し、古い行政体質を一新せねばならない。これまでの仕組みを取捨選択し、さらに新しい仕組みを創出していくことこそ大切なのです。
役職
- 一宮市立北部中学校同窓会副会長
- 元一宮市宮西公民館副館長
- 元一宮市総合計画市民会議会長
- 一宮VGL(ボランティアグループリーダー会)調査研究部長
- 一宮法人会宮西支部幹事
- 一宮倫理法人会事務長
- 愛知学院大学一宮同窓会幹事
- 正伝まろばし空手道一宮会幹事長
経歴
- 昭和35年(1960年)一宮市内助産院にて出生
- 昭和39年(1964年)私立九品寺幼稚園入園
- 昭和42年(1967年)一宮市立宮西小学校入学
- 昭和48年(1973年)一宮市立北部中学校入学
- 昭和51年(1976年)私立愛知高校入学
- 昭和54年(1979年)愛知学院大学入学
- 昭和58年(1983年)愛知学院大学卒業と同時に一宮タイムス社入社
- 平成09年(1997年)代表取締役就任
- 平成22年(2010年)の一宮市長選挙に出馬し惜敗
- 平成27年(2015年)の一宮市議会議員初当選